
サウス・コーさん
リクルートって成長成長っていいますけど
上司はメンバーの成長の事どう考えているんですか?

むちゃくちゃいい質問だね~。
一言で言えば、自分を変革させることなんだけど
どう変革させるのかっていう指針はある程度決まっているんだ。


どんな指針なんですか?

以前、記事でも説明したけど
圧倒的当事者意識という、職務への姿勢みたいなことをスタンスと言って、すべての土台になっているんだ。
ちなみにスタンスも4つのスタンスで分けられている
冒頭の質問に戻るけど、上司はそのスタンスで定義されている4つのスタンスが身につくように指導したり、成長環境を作ったり与えたりしているんだ。


そうなんですね!
でもそれはスタンスっていうものだけなんですか?

いや、スタンスのほかに、さらにスキルという定義も定まっているんだ。
スキルは全部で6つ。この6つをさらに3つに分けたものを
見立てるスキル、仕立てるスキル、動かすスキル
っていうんだよ。
これらを総称して、6つのスキルと4つのスタンスとか、ロクヨンとかって呼んでいるよ。
今回はまず、ロクヨンの全体像を伝えていくね。

リクルートに入社するとどんな感じで成長できるの?と疑問に思いませんか?
今回はリクルートの成長ガイドライン的な、仕組みを説明して、どんな成長が期待できそうなのか理解が進むような記事を書いていきます。
成長といってもやはり奥深いのが実態。
その奥深さを、だれにでも分かりやすく、捉えられるように仕立てたつもりです。
まず今回のその全体像について解説します。
本記事を執筆する転職支援コンサルをしているサウス・コーです!
リクルート時代から一貫して採用活動とマネジメントに従事しており
その実体験を元に転職支援をしております。
■サウス・コーの経歴
・新卒でリクルートに入社し、営業マネージャー、採用活動を5年以上実施
・20代の転職検討者、高卒、ローキャリアの若手、総勢300名以上と面接
・数十名のMVPプレイヤーを輩出
・現在、転職ミーティング!を通じて20代若手向け、営業職向けの情報を発信しながら、20代~30代の転職支援を実施
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Contents
6つのスキルと4つのスタンスとは何か?
では早速、本題に入っていきたいと思います。
リクルートでは、ビジネスを推進するビジネスパーソンとしての
必要な要素を定義しています。
それを6つのスキルと4つのスタンスと呼ばれています。
6つのスキルと4つのスタンスの詳細
ではまず、それぞれ定義されている内容を紹介します。
6つのスキル
こちらです
- 構造で捉え、俯瞰して見る
- 分析的に捉え、問題を特定する
- 筋の良い仮説を立てる
- プロセスを作りこむ
- ビジョンを打ち出す
- 人を理解し、統率する
これをさらに大別すると
・見立てる
└構造で捉え、俯瞰して見る
└分析的に捉え、問題を特定する
・仕立てる
└筋の良い仮説を立てる
└プロセスを作りこむ
・動かす
└ビジョンを打ち出す
└人を理解し、統率する
となっています。
4つのスタンス
では続いて、4つのスタンスです。
詳細はこちら
- 圧倒的な当事者意識
- 考え抜く・やり抜く姿勢
- 広く・深く学び続ける姿勢
- チームとして協働を追及する姿勢
スキルとスタンスの関係
では詳細をお伝えした上で、スキルとスタンスってどういう関係なのか
を解説します。
基本的には掛け算の考え方
どちらが優先されるとか、どちらの方が大事という事もないのですが
いってしまえば掛け算に近いです。
むちゃくちゃスキル高いけど、スタンスはよくないというケースもありますし
逆にスタンスめちゃくちゃいいけど、スキル低いという事もあります。
掛け算と言っているのは
スターウォーズをご存じの方はこの例えで理解してもらえるかもしれないです
例えば、ダースベイダー。
ダースベイダーはむちゃくちゃ強いけど、ダークサイドのパワーが根底にあるので、良い方向にその力が使われない
ここでいう強さ=スキル、ダークサイド=スタンス
という感じです。
スタンスを後から鍛えるのは難しい
一方で、現場でマネージャーをやっていた身で言えば
スキルは後からでもいくらでもつくけど
よいスタンスを後からつけるのは一定難しさを伴います。
ほぼ性格に違いような部分もありますよね。
なので、むちゃくちゃいけてないスタンスが、いけてるスタンスに変容することはあまり見たことがないです。
よいスタンスが隠れていた、それが開花したというケースはあります。
だからこそリクルートは面接でスタンスを見る
スタンスはなかなか変えられないので
スタンスがもともといい人を欲しいと思っています。だからこそ、面接の場ではスタンスの良さを確認するのです。
スキルやスタンスのそれぞれの解説は別記事で行います。
最後までご覧いただきありがとうございました~!
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