
サウスコーさん
実は僕は高卒なんですよね。
リクルートって大手なので、学歴もそれなりに見ますよね?

そうだよね。
心配になりますよね。
でも正直、CV(契約社員)で入社した人で
高卒はそれなりにいるから大丈夫!
だけど注意点もあるんだ。


注意点ってなんですか?

じゃあそのあたり実例を用いて解説するね!

こんにちは!リクルートグループ向け転職支援コンサルのサウスコーです!
今回は、面接実例集として、高卒の方の面接の事例を交えて説明しますね!
今日のコンテンツはこちら
高卒が注意すべきたった1つのポイント
先ほど書きましたが、高卒に限った話ではないのですが
特に重要な注意点をまとめました。
前職の入社理由を明確にしておくこと
こちらでも書きましたが
面接する営業マネジャーや部長は、いっても大卒が多いのが現状です。
そうすると、高卒に偏見を持つという程ではないですが
なぜ高卒なのか?は気になるところです。
大卒の方はなぜ大卒なの?とは思わないからです。
その理由が不明確だったり、適当だったりすると
あぁ、この方は結構適当に意思決定する方なのかもしれない?
という疑念の種が植え付けられます。
そうすると、そのあとの面接は、適当に意思決定をしている素材を集める為の面接になり、当然不合格となります。
実例で解説
では早速実例にいきます。
あくまでも実際の方とはもろもろの情報は変更しておりますので
物語と思ってご覧ください。
不合格者の例
- 候補者A
- 職歴:高校卒業後、アルバイトをしていた飲食店へ入社。飲食店ではホールリーダーを務めた
- 年齢:22歳
- 転職理由:結婚を機に、もう一段成長をして家庭をささえていきたい
このような事前情報でした。
冒頭で述べた、
なぜ、前職で飲食店に入社されたんですか?という質問に対して
アルバイトをしていた先でたまたま誘ってもらえた
という返答でした。
正直それだけの理由で不合格なのか!?とすれば、それ以外にも理由はありますが、面接官としてややネガティブに偏ったポイントはこのポイントでした。
なんでも理由はいいので、
自分で決めた、その理由が欲しいのです。
では次に合格されたパターンの方を紹介します。
合格者の例
- 候補者B
- 職歴:高校卒業後、フィットネスジムでアルバイト
- 年齢:23歳
- 転職理由:フィットネスジムで働く中でもっとビジネスパーソンとして成長したいと考えた
です。
この方の前者との違いは、前職がアルバイトであるということです。
結果としてこの方は合格されたので、前職が何であれ関係ないという事です。
前職でフィットネスジムで働こうと思った理由を教えてください
という質問に対してのご返答が
高校時代に野球部に在籍され、マネージャーとしてトレーニングを担当していた。ご自身で発案されたトレーニングプランをチームで取り組む中で目に見える成果が出た。トレーニングにもっと精通しようと考え、大学にはいかずフィットネスジムでトレーナーとして働く道を選んだ
という事でした。
ここはさらに質問をしました。
大学に行ってもっと専門的な知識をつけようとは思わなかったのですか?
返答が
はい、一度は考えましたが、調べるとフィットネスの学問の本場はアメリカであることがわかり、行くならアメリカの大学に行こうと思いました。
ですが、英語力、金銭面ともに叶わなかったので
アルバイトをしながらフィットネスの知識を現場で養いながら
仕事が終わった後に英語の勉強をする道を選びました。
といった返答が返ってきました。
これらからなんとなく、
なんか、自分のキャリアや将来に対してめちゃくちゃ真剣に考えているのかも
って思える感じ、伝わりますでしょうか。
高卒を選んだ理由なんてない!という方向けに
わかりますよ。わかります。
若かれし自分は、そんな意思決定を真剣に考えてこなかったから
理由なんて言っても、上記合格者のような理由なんてないよ。という声が聞こえて来そうです。実際に無料相談の時もよくこの言葉がでてきます。
そんな方向けの理由のパターンを用意しました。
明確な理由なく高卒であることを後悔し、前職は猛烈に働いた。だからこそもっと成長できる環境である御社で再起を図りたい。
殆どの場合これでクリアできると思っています。
もっとも、前職で頑張って働いてこなかった、語れることがない
という場合はさらに対策を練らないとだめですが、もし前職で何かしらの語れる実績があればこれで十分戦えます。
本日は以上です!
最後までご覧いただきありがとうございました~!
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