リクルートグループ向け転職支援コンサルのサウス・コーです!
今回は、基本編でお伝えした、
合格者だけがやっている履歴書・職務経歴書の書き方について
応用編をお伝えします。
基本編のまとめ
- 履歴書の写真は絶対に貼りましょう。合格者の8割は写真あり、不合格者は半分の人しか写真を貼っていない。
- 面接官は熟読しないので、要点をつかんだ表現で書き方をしましょう。躊躇せず太文字や下線を利用する。自己PRにつながらない職務詳細はスリム化。
基本編:【基本編】面接合格者だけがしている履歴書・職務経歴書のポイント
今日のコンテンツはこちら
Contents
合格者だけが知っている職務経歴書のベストな構成
まず、こちらです。
そもそも、職務経歴書の構成要素は下記となっていることが多いです。
- 職務要約
- 職務経歴詳細
- 活かせる経験・知識・技術
- 自己PR
- 実績
- 資格等
職務経歴詳細にすべてが混在しているバージョンなどいろいろあるのですが
一番オーソドックスな構成要素が上記したものです。
正直、いろいろな構成で書いてくる方がいますが
やっぱり合格されている方と不合格者での違いが露骨にでました。
不合格者に多い構成
- 職務要約
- 職務経歴詳細
- 活かせる経験・知識・技術
- 自己PR
- 実績
- 資格等
このパターンですね。
最初の方に職務経歴詳細が来るので、
正直、文字が多く見る気がなくなります。
特に注意なのが、前職がそれなりに知名度のある会社の方
もしくは、IT系、MRなどやや商品知識の観点で複雑な業界の方に多いイメージです。
合格者に多い構成
- 職務要約
- 実績
- 活かせる経験・知識・技術
- 職務経歴詳細
- 自己PR
- 資格等
この順番ですね。
なぜこの順番がいいのか?
基本編を再度チェックしていただきたい
基本編: 【基本編】面接合格者だけがしている履歴書・職務経歴書のポイント
面接官は熟読しないので、結論から知りたいのです。
結論とは何か?でいうと
あなたは何ができる人で根拠は?
なのです。
ですから、それへの答え方は
私はこれができます、根拠はこれです。
これを職務経歴書に置き換えると
私はこんな実績を残してきたし今後も残せて、それはこんなスキルや技術があるからです。根拠はこんな仕事を経験してきているからです。
この順番になぞらえると、上記の職務経歴書の流れになるのです。
実績の効果的な書き方
こちらは巷でも結構語られることですが
おさらいも兼ねて
できる限り定量で表現しましょう。
これ正直、リクルートの中途の営業職にエントリーする方でも
前職の職務内容的に、定量化し辛い方が一定程度いるのはわかっているので
無責任に定量化しましょうと語るのはさけたいなと思っています。
なので、定量化し辛い内容をすこし実例を用いて説明します。
実例:役員秘書をしていた方の例
営業ではないので、役員秘書という安定的かつ質高く役員の身の回りのお世話をする職務です。どう定量化したらいいのでしょうか。
過去に相談された方へはこのようにアドバイスしました。
①効率化の対応
役員の海外出張の手配に関して、手配効率を上げ、素早い対応ができるようになりました。
↓
役員の海外出張の手配に関して、手配効率を上げました。効率化前は1度の出張の予約をするのに約2時間程度要していたのが、30分で完了できるようにしました。
②仕事ぶりを評価され正社員登用されたこと
当時担当していた役員に仕事ぶりを評価され、正社員登用に推薦していただきました
↓
当時担当していた役員に仕事ぶりを評価され、凡そ10名志願して1名程度の狭き門である正社員登用に推薦していただき、過去の役員秘書5名いたうち初めての事例となりました。
こんな形で定量化するとよいです。
求めている人物像→自己PR→能力→実績がすべてつながっている状態
これが一番難しく、一番大事な点です。
そもそも自己PRに当たる部分は面接で口頭で伝える部分と思ってください。
「前職で一番頑張った仕事をおしえてください」
こういった質問に対して答えるのが自己PRの部分です。
一番大事な部分は、
受けている会社の求めている人物像と自己PRをしっかりとマッチさせることです。
ここがずれていたら、どれだけ素晴らしい仕事を前職でしていても撃沈します。
そしてその自己PRで語っている内容を大別するとどんなスキル・力になるのか
最後に、そのスキルを使った結果、どんな実績がもたらされたのか。
これが一つのストーリーとして語れるように書きましょう。
これら一つ一つがばらばらで一貫性が薄いのが不合格者の特徴です。
このあたりの対策は転職ミーティング!でも行っているので
無料相談からご相談ください。
応用編まとめ
- 職務経歴書の構成は:職務要約→実績から。結論から書きましょう
- 実績はできる限り定量で表現
- 受ける会社が求めている人物像と自己PR→スキル→実績に一貫性を持たせる
以上です!
最後までご覧いただきありがとうございました~!
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