現在大手企業に勤めていらして、ベンチャーへの転職に興味をもっている
けど、
・ベンチャーへ転職して成功できるのか?
・ベンチャーへの転職のリスクは何か?
・どんな人が活躍しているのか?
こういった事で悩みませんか?
本記事では
- 大手とベンチャーとの違い
- ベンチャーで活躍する人の特徴
- ベンチャー転職に相性のいい企業の紹介
- ベンチャー転職に強い転職サイト
の紹介をしています。
本記事を執筆する転職支援コンサルをしているサウス・コーです!
リクルート時代から一貫して採用活動とマネジメントに従事してきましたし
あるベンチャー企業の顧問としても活動しているので
一定の信頼はおける情報だと思っています。
■サウス・コーの経歴
・新卒でリクルートに入社し、営業マネージャー、採用活動を5年以上実施
・20代の転職検討者、高卒、ローキャリアの若手、総勢300名以上と面接
・某物流系のベンチャーにおいて顧問
・現在、転職ミーティング!を通じて20代若手向け、営業職向けの情報を発信しながら、20代~30代の転職支援を実施
それでは本記事の目次です
Contents
大手とベンチャーの違い

大手とベンチャーの違いは一言で言うと
ヒト、モノ、カネ すべてにおいて違います!
昨今ベンチャーへの転職ブームが来ており
総合商社からベンチャーへの転職が激しいと風のうわさで聞いたりします。
ですが、
大手とベンチャーでは求められるスキルやスタンスがかなり異なるので
生半可な気持ちでベンチャーへの転職をすると
まじでキャリア崩壊します。(そういった方を沢山見てきました)
それでは一つづつ解説していきます
ヒト
ベンチャーで働いている方々の特徴ですが、
エンジニア系とビジネス系は特徴違うなぁと思うので、ビジネス系を前提に解説します。
- 成長意欲がめちゃくちゃ高い(一旗あげてやる!的な意味合いも込めて)
- 使命感が強い
- 仕事ができるか否かは本当に人による
こんな特徴があります。
これが大手からの転職でどう影響するかというと
もしあなたも、同様の思考をお持ちであれば
刺激に溢れる同僚や上司と働けるという意味で、
いい成長環境になると思う一方で
そういった猛烈で、道なき道を切り開いてきたビジネスパーソン達と
協同していくビジネススキルや胆力はあるのかがポイントになってきます。
モノ
- 整備された社内システム
- 整備された人事制度
- 綺麗で使い勝手のいいオフィス
- 圧倒的に高品質なプロダクトやサービス
- 異動すればすでに整っている部署
- 転勤は全部会社がやってくれる
少なくともこれらが全部そろっているベンチャーはほとんど存在しません。
ユニコーンと呼ばれる、超優良ベンチャーや、上場済みもしくは手前のベンチャーであれば一定程度近い雰囲気は整っていたりしますが。
要は大手で働かれている皆さんは、温室育ちだという事です。
営業の場面で
「あれがない」と言えば、商品企画が用意してくれる
「これがない」と言えば、アシスタントが用意してくれる
それが当たり前の環境の中働いてきた方は
これらがないことに、苦痛やストレスすら感じるはずです。
ですがベンチャーが求めていることは
順応するだけでなく
「ないなら、あなたが作ってください」
が求められます。
「いや、業務外なんで!」
は通用しないです。
組織やマーケットで解決すべき事象があれば
道なき道を開拓して、道を作るのがあなたの仕事になります。
こういった事が楽しめそう!チャレンジしてみたい!
と思われるマインドが最低限必要で
できれば、現職において近しい経験を味わっておくことが必要です。
カネ
最後にカネです。
端的に言えば、潤沢な資金を持っているベンチャーでも
相当に優秀な人でなければ、現職の年収を維持して入社することは叶いません。
相当に優秀というのは、
Twitterのフォロワーが数万いながら、その企業の看板社員になっている
ようなレベルを指しています。
上記したように、
超成長志向で、ベンチャーで活躍してきた人たちと競争しながら、
ご自身のバリューを発揮することが前提で
それができなければ容赦なく年収は下がります。
大手で働かれている皆さんが守られていた安定は存在しないと思ってください。
(このご時世大手に安定があるかは悩ましいところですが)
「家族がいるんで」
とか
「子供の学費があるんで」
こういった事は一切聞いてもらえない、そんな厳しい世界が待っているのです。
ちょっと言いすぎましたが、これぐらいをイメージしていれば
ギャップはないでしょう!という意味です。
大手からベンチャーに転職して活躍する人の特徴

次に大手からベンチャーに転職した人で活躍した人の特徴を解説します。
大きくはメンタル面とスキル面で2つあります。
1つづつ紹介していきます。
ベンチャー転職に確固たる目的を持っているか
ベンチャーへの転職は確固たる目的をもっているかが、
活躍できるか否かの土台です。
上記した通り、
慣れ親しんだ温室を捨ててまで何かを獲得しに行くわけですから、
その確固たる目的なしには勤まらない傾向が強いと考えています。
その目的は成長であったり、経験、またはある特定のマーケットに対して変革を起こしたい、そういった事を指しています。
ベンチャーと大手との違いを解説しましたが、
ベンチャーで一定年数生き残ることができればそれ相応の成長がありますし
そこでしか得ることができない経験も
また、あるマーケットにおいて第一人者になったりする可能性もあります。
ですが重ねていいますが、大手との違いは大きいので
それをすべて捨ててでも得たい目的があるかがはとても大きな要素となります。
即戦力になる特別なスキルや経験がある
これが最も重要です。
特別なスキルや経験を列記すると下記です。
- 経理、法務、人事等のコーポレートスタッフの経験
- 資格保有者(弁護士、会計士等)
- 投資業務、M&Aの経験
- 大手での新規事業開発の経験
- 営業として圧倒的な、圧倒的な業績を上げた
等が代表事例です。
こういった方の場合は、上記したような目的意識とかメンタリティがなくても
十分に活躍できたりします。
それに、こういった方々は履歴書がピカピカなので
仮にベンチャーで躓いたとしても
キャリアが崩壊するようなリスクは低いので
肩の力を抜きながらいい感じでベンチャーに順応できたりします。
ベンチャーへの転職に相性のいい大手企業の特徴

ベンチャー転職に強いエージェントから聞いた狙い目の企業
というのがあるそうです。
上記した特別なスキルや経験を持っている集団である、戦略コンサルや、投資銀行などは除外します。
またそういった方は、C〇Oとして入社するなど、まったくベンチャー転職といっても毛色が違います。
もっともねらい目は
・準ベンチャー企業群:リクルートグループ、楽天、Yahoo!など
こういった企業群だそうです。
逆にどちらかというと向かないのは、
・総合商社(旧財閥系を筆頭に)
・広告代理店(電通、博報堂等)
・メガバンク
最近こういった企業からの転出者が非常に増えているので
パイが大きい分活躍されている方もいます。(特に入社3年目未満の若手)
そもそも働いてる方は優秀な方が多いのですし。
あまりマッチしない主な理由は下記です。
・概ね年収ダウンになること
・名刺で物言う側面が強いこと
こういった風土で長年働いていると
名刺見せても何屋かわからんところからのスタートに戸惑うという事です。
一方でそれらの企業に関係なく、
上記したような、即戦力となりうるスキルを持っているかの方が大きいです。
大手からベンチャーに転職した人のその後

主には下記の3つのパターンが多いです。
- 起業
- 他のベンチャーへ移籍
- 大手へ出戻り
特に私がリクルートに居た頃は
ベンチャーから出戻りが非常に多かった印象です。
またベンチャーからほかのベンチャーへ移籍する人もそれなりにいますね。
この場合の特徴は、
超小さい創業2年未満のベンチャーからサイズが大きめのベンチャーへ移籍するケースが多い印象です。
ベンチャー転職に強い転職サイト
では最後にベンチャーへの転職や
上記したような準ベンチャーの様な企業への転職におすすめの転職サイトということで紹介します。
ベンチャーに絞っている場合は
ビズリーチ への登録がもっともお勧めです。
ビズリーチ に登録をしておくと
様々なエージェントや企業から求人の案内がきます。
それらを見ながら、興味ありそうな求人があれば話を聞きに行く
こういったスタイルで臨むのがおすすめです。
というのも、そもそもベンチャーでの求人が非常に多い中
いろいろな転職エージェントが様々な求人を持っています。
なので、1社どこかのエージェントに決め打ちするよりは
ビズリーチ に登録をして、様々な可能性を見た方がいいです。
まとめ
大手とベンチャーの違い
ヒトモノカネすべてにおいて違う!
大手からベンチャー転職で活躍する人の特徴
1、目的意識を強く持てているか
2、即戦力になる特別なスキルや経験を有しているか
ベンチャー転職にフィットしやすい企業
・準ベンチャー:リクルートグループ、楽天、Yahoo!等
ベンチャー転職した人のその後
- 起業
- 他のベンチャーへ移籍
- 大手へ出戻り
ベンチャー転職に強い転職サイト
ビズリーチに登録して様々な求人を見るのがおすすめ
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以上です!
最後までご覧いただきありがとうございました~!
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