
サウス・コーさん
リクルートのマネージャーになるには、どうすればなれますか!

おお~、随分と直球だね!
理解するためには、
リクルートのマネージャーの職務の考え方を伝えておく必要がありそうだ。
それは、会社から要請される業績貢献とメンバーの要望の調和をとる事だと定義されているんだ。


え、それってどういう事ですか?

簡単に言えば
会社から、今年は100万売り上げ作ってねって依頼されて、それを達成することと
その売り上げを作りながらもメンバーからの「あーして、こーして」を同時に実現させること
って感じかな。


そうなんですね。
でもそれってむちゃくちゃ難しくないですか?

簡単じゃないよね。
6つのスキルの記事でも紹介したけど
その中でも、仕立てるスキルと動かすスキルがめちゃくちゃ求められるんだ。
今日のこのあたり詳細に解説していこうか。


ありがとうございます!
ちなみに、お給料はどれぐらいもらっているんですか?

気になるよね、お金は大事だもんな。
リクルートの給与年収でも解説しているんだけど
リクルートはミッショングレードという職務のレベルが分けられていて、マネージャーの中でも初級マネージャーみたいな人と、ベテランマネージャーみたいな人がいて
大体800万ぐらいから1100万ぐらいまでの幅があるよ。


やっぱりそのレンジの違いで、仕事の難易度は大きく変わるんですか?

そうだね。変わる。
マネジメント人数、取り扱い売り上げの規模、戦略検討まで任されるか、等で変わってくる。このあたりも解説するわ。

リクルートグループグループ向け転職支援コンサルのサウス・コーです!
今回はリクルートの営業マネージャーという切り口で、スキル、仕事内容、お給料の部分を解説していきます。
今日のコンテンツはこちら
Contents
リクルートの営業マネージャーに求められるスキル
まずはこちらから。
前提知識として、こちらの記事を先に見ておくといいかと思います。
リクルートグループのマネージャーの頭の中【面接対策】
リクルート社内での成長を徹底解説!6つのスキルの詳細編
※リクルートの6つのスキル
・見立てるスキル
└構造で捉え、俯瞰して見る
└分析的に捉え、問題を特定する
・仕立てるスキル
└筋の良い仮説を立てる
└プロセスを作りこむ
・動かすスキル
└ビジョンを打ち出す
└人を理解し、統率する
求められるスキルを6つのスキルに照らし合わせると
最低限、仕立てるスキル、動かすスキルは必要で
見立てるスキルが高ければ、加点要素、さらに昇進していける可能性を秘めているという捉え方です。
なぜ仕立てるスキル、動かすスキルが最低限必要なのか?
リクルートの一般的な営業マネージャーがどういった流れでメンバーマネジメントをしているか理解するとわかると思います。
下記が図にしたものです。

企画スタッフが主体となって、部長(場合によっては部長以上も)に承認を得た戦略を、マネージャーにおろす構造になっています。
そのおろされた戦略を、
メンバーが動きやすいように、動きたくなるように仕立て、動かす
事がマネージャーの仕事になります。
マネージャーは見立てはしないのか?
細かいレベルでは行うケースもありますし
サウス・コーもそうでしたが、新規事業系の営業マネージャーになると
企画スタッフと同様の戦略検討、立案の職務が求められるケースもあります。
リクルートの新規事業の営業マネージャーは引き出しも広く
ジェネラリスト的な動きが求められます。
マネージャーの給料はどう決まっているのか?
前提としてこちらの記事もご覧ください。
リクルートではミッショングレードという職務にレベルが付けられており
同じ営業マネージャーでも、任されている職務のレベルに違いがあります。
何がそのレベルを分けるのか
所属する組織にもよるので絶対論ではないものの
概ね下記の要素によって決まります。
・マネジメント対象人数
・取り扱い売り上げ規模
・戦略立案まで含むか
・マーケットの難しさ(個人営業VS法人営業的な)
一つのミッショングレードで高い業績を出し
かつ、それが再現性が高ければ、次のレベルを任されます。
マネージャーのミッショングレード別年収
最後にそれぞれのミッショングレードの年収目安をお伝えします。
- 最低グレード:800万
- ベースグレード:950万
- ベテラングレード:1050万
- 部長スタンバイグレード:1150万
本日は以上になります!
最後までご覧いただきありがとうございました~!