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リクルート流メンバーモチベーションの上げ方!ビジョンミーティングの運営方法

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リクルートグループ向け転職支援コンサルのサウスコーです

今回は、前回解説した、リクルートグループの営業マネジャーがメンバーのモチベーションをあげる一つの手段として実施するビジョンミーティングについて解説しました。

前回の記事:リクルート流メンバーモチベーションの上げ方!ビジョンミーティングの運営方法

今回は、その具体的な運営方法について解説します。

コンテンツはこちら

全体の流れ

まず、全体の流れから説明します。

  1. 他己紹介
  2. 組織の強み、弱みを知る
  3. 組織のありたい姿を考える
  4. 組織のありたい姿を表すスローガンを考える

大きくはこの4つのパートから成り立っています。

特に、すでに長くお互いを理解しあっている組織でも改めて他己紹介を経てメンバーの事を探って行くと、新たな発見がありとても面白いです。

さらに最終的には、スローガンに落とし込んでみんなが立ち返れる言葉に落とす点も特徴的です。

それでは一つ一つ具体的に見ていきましょう。

他己紹介

題目は他己紹介となっていますが、この場の目的は

組織の仲間を改めて知るという事です。

他己紹介の流れと進め方はこちら

2人一組のペアを作る
そのペアで20分ずつ、合計40分時間を取りお互いでインタビューをしあう

インタビューする項目

  • 小学校の忘れられない思い出
  • 中学校の忘れられない思い出
  • 高校・大学の忘れられない思い出
  • なぜ、この会社で働いているのか
  • 大事にしている価値観は何か
  • 実現したい夢は何か
  • 困難を乗り越え、最もいきいきとした瞬間

つまりは生い立ちから、今後実現したい夢、個人としてのハイポイント(最も熱狂するポイント)は何かを探るインタビューとなります。
ずっと同じメンバー同じ組織でやっていても
ペアが変わってインタビュアーが変わると、まるで違う個性が出てきたりするので、これは必ずいれます。

他己紹介

そして最後にみんなに、自分がインタビューをした相手の紹介を3分程度で簡潔に紹介する形になります。

組織の強み、弱みを知る

次に来るのは、組織の現状を知るというコーナーです。

進め方は、シンプルです。

進め方

  • 自己ワーク
  • グループワーク
  • 共有

という流れです。

自己ワークは、自分で思いつく限り強みと弱みを付箋に書いていきます。
時間としては10分~15分程度です。

グループワークは3名から4名ほどで1チームを作り、そのチームで自己ワークで書いた、現状の組織の強みと弱みを自分の考え方を共有しながら出していきます。

もし組織の配下に複数チームがあったりする場合は、なるべく他のチームメンバーと組めるようにしましょう。

グループワークの最後のは、強みと弱みを大まかにグルーピングして共有できる形にしておきます。もしそういった議論ができなそうなチーム構成の場合、ファシリテーターを置く場合もあります。

組織のありたい姿を考える

このパートは、現状がすりあった後の、各個人ごとが考える組織のありたい姿は何か?を決めていくパートです。

こちらも進め方は同じく

個人ワーク
グループワーク
共有
という流れになります。

で、最後に組織長がみんなの意見をくみ上げた上で
ありたい姿を決めます。

組織のありたい姿を表すスローガンを考える

こちらもありたい姿を決めるワークと進め方は同じです。

もし、こういったミーティングを実施したいという
ご相談があれば、下記からお問い合わせください。

本日は以上です!
最後までご覧いただきありがとうございました~!

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